連日、最高気温が35℃を超えるような灼熱の夏が続いてます。
県内も熱中症警戒アラートが、何日か連続で発令されてます。
不要な外出、運動は控えるようにとのお達しも、天気予報やニュース・ワイドショーなどのテレビ番組などで呼び掛けられてます。
それでも、少し気温の下がる夜には、喉の渇きをお酒で潤すために、、、バテ気味の身体に、美味しいモノを食べてスタミナを付けるために、、、外に出掛けてみるのも良いかと!その際は是非ひなたへ!ご来店お待ちしております!
さて、そんな暑い日が続く毎日ですが、食欲もなかなか上がってきません。どうしても、冷たいもの・サラッとあっさりとしたもの・ツルッと流し込めるものがやはり好まれます。そうするとどうしても冷たい麺類の登板機会が格段に増えてきますよね。笑
ちなみに今月賄いで登板した冷たい麺類たちです。
《冷麺》
《冷やし中華》
《冷やしきしめん》
今後も、まだまだ登板機会が増えそうです。
賄い
洋風雑炊
余って少し固くなりつつある、残りものの白いごはんの活用法!です。
鍋に水を入れ沸かします。酒(もしくは白ワイン)を少々、あとは、コンソメやブイヨンを入れて洋風の出汁を取り、塩胡椒などで味を整えます。
その間に、ごはんをざるにあけ洗っておきます。
あと、ベーコンとトマトを適宜カットし、トマトソース、とろけるチーズと卵を用意。
つぎに、アタリの決まった洋風の出汁に洗ったごはんを入れます。グツグツとごはんが出汁を吸いはじめたら、ベーコンとトマト、トマトソースを投入。
トマトを少し潰しつつ、トマトからの酸味とベーコンから出る肉のエキス、トマトソースからの旨みで再び、汁の味を整えます。
チーズをざっくりと入れ、とろけはじめたら溶いた生卵を回し入れて蓋をして30秒。
完成です。
仕上げに、EXVのオリーブオイルわ、回し入れ風味付けします。
あとは、お好みでブラックペッパーの粗挽き、粉末バジルなどを振り入れでも良いです。辛いのが好きな方はタバスコやハバネロなどのチリソースをかけてもみてもOKです。
結構簡単に作れます。リゾット風の雑炊です。和風の雑炊とは少し味が違って楽しめると思います。チーズが入るので子どもには好評です。
(雑炊なので熱いには熱いのですが、)夏場でもトマトの酸味が食欲を促してくれます。
豚バラと夏野菜の炒め物、カレー風味
先日の賄いです。
豚バラと夏野菜の炒め物、カレー風味。
夏野菜にはトマト、茄子、ズッキーニ、ピーマンが入ってます。
ニンニク、新生姜、クミンシードとラードをフライパンに入れ、まず油に香りを移します。
豚バラ肉、油通ししたトマト以外の野菜を入れ強火で炒め、酒・中華スープを入れてからトマト投入。
その後にクミンパウダー・ガラムマサラ・粉末のカレーパウダー・塩・胡椒で味をととのえます。
最後に彩りでパクチーを添えてみました。
夏の食欲のない時期に、カレーの風味が食欲を誘ってくれます。
夏にはエスニック!良いですね。
素麺
ひなたの賄いで、よく登場するアイテムとして人気の《素麺》
以前、寒い時期に温かい汁の〝温麺(にゅうめん)〟を、紹介したことがあったかと思います。
夏場の暑い時期は、氷で締めた麺にこれまた冷たい麺つゆを用意するオーソドックスなスタイルですが、ちょっと微妙な時期ってありますよね⁈
日中は暑いには暑いけど、汗をかくほどでもない。夜は少しだけ肌寒いかなぁ、、、⁈という時期。
そんな時期におすすめなのが、冷たくしめた麺を、温かいのつけだれに漬けながらいただく、素麺のつけ麺です。
今回のつけだれはには、長ネギとニラ・豚バラ肉が入ってます。
ひなたでは人気の賄いの一つなんです。
にゅうめん
【にゅうめん】
先日の賄いです。
まだまだ肌寒い日がある3月。
そんな日には、温かい汁物で身体を温めたくなります。
〝煮麺〟が訛って〝にゅうめん〟と呼ばれるとされている素麺の温かい汁ありバージョンです。
汁は汁で作り、別鍋でお湯を沸かし麺を茹でます。
素麺は1、2分で茹で上がるので、あたり(味付け)のつけた汁に直接入れちゃっても⁉︎と思うのですが、結構塩っけが汁に移るので別々にした方が良いのです。
今回の具は、豚バラ肉と九条葱に、卵を落として綴じてます。
ちなみに、ひなたママのおすすめは梅干しをにゅうめんに落として、梅干しの風味と鹹味と酸味を加える事です。確かにあっさりにゅうめんにアクセントを与えてくれます。
さらりと食べられるにゅうめん。人気の賄いです。
でもあと2ヶ月もしたら、冷たい素麺がとって変わって定番ローテーションになってきますね。笑
ポモドーロ
《ポモドーロ》
先日の賄いです。
セロリの出回る冬場の時期。
そのセロリ・玉ねぎ・人参のみじん切りを、ニンニク・オリーブ油・ローリエと共に炒めてソフリットを作っておきます。
色々なソースなどのベースとなり便利です。
こちらをベースに、ホールトマト缶とバジルなどでトマトソースを作り、こちらもある程度多めに作ったものを、小分けにして冷凍保存しておきます。
こうして、いざ賄いや、トマトソースを使ったメニューを作製する時に、すぐに使えて非常に役立ちます。
今回は、糖度の高いこの時期のフレッシュトマトを使って《ポモドーロ》。シンプルにフレッシュトマトとトマトソースのみです。
ボンゴレビアンコ
《ボンゴレビアンコ》
お客様のリクエストのパスタです。
春先、貝の美味しい季節を迎えてます。
北寄貝、ミルガイ、アサリ、ハマグリなどなど、、
今回はメニューに並んでいる〝アサリの酒蒸し〟に使っているアサリを使ったパスタ《ボンゴレビアンコ》です。
ボンゴレは、アサリ。
ビアンコは、白。を意味します。
つまりは白ワインを使って白く仕上げたオイル系塩系のパスタです。
トマトソースを使ったアサリのパスタは《ボンゴレロッソ》といいます。ロッソが赤を意味します。
今回は白ワインの代わりに日本酒を使ってます。最後に散らしたものも大葉の刻んだもので、アサリの風味が濃厚かつ少し和風テイストのパスタとなってます。
何かやって欲しいなっ、というメニューが有りましたらお気軽にお申し付けください。
あくまでも、手の空いた時間に限りますが。お店自体が暇そうでも、その後にご予約が入ってる場合もありますし、他のお客様とのご注文との兼ね合いもありますので、必ずとはお約束出来ませんが、、、
ウチのメニュー構成から調味料からその他諸々、あらゆるジャンルのものが用意されているので、材料さえ有れば出来うるものもまぁまぁあるとは思います。
遠慮なくリクエストしてみて下さい!
豚の生姜焼き
先日の賄い。《豚の生姜焼き》
スーパーで、特売の安売りしていた(笑)豚の生姜焼き用の豚ロース肉!
今が時期の新玉葱もたっぷり使って、炒めます。
味付けは、濃口しょうゆ・酒・味醂・おろし生姜、そして隠し味にオイスターソースと甘露醤油。
キャベツの千切りと合わせてもモリモリいけるし、白いご飯との相性も抜群で、ついつい食べ過ぎてしまうおかずです。
なんだかこういうメニューって、食べ盛りの時の学生時代を思い出します。
東京にいた頃、下北沢のとある定食屋さんで、良くこういった炒め物をおかずにバクバクと食べてたなぁ、、って。
学生相手に、お手頃なお値段でやってた定食屋さんなんかが、大学のある下町や、郊外の街にはチラホラと存在してました。
いわゆる金欠学生の強い味方!地方から上京していた学生さんは、必ずそういったお店を一つや二つは持っていたと思います。
なんだか懐かしいなぁ、。
中華丼
先日の賄い【中華丼】です。
白飯の上に、いわゆる八宝菜を乗せた餡掛け丼。日本式の中華料理です。
余り物や切れ端の野菜と豚バラ肉を使っての、どちらかというと節約料理⁈です。
今回のものは、小松菜、エリンギ、椎茸、長葱、人参、セロリ、スティックセニョール、そして豚バラ肉が入ってます。色々な野菜が摂取出来る上に冷蔵庫の中も少し片付きます。
本来は、油通しもしくは湯通しした野菜を高温でさっと炒めるのが良いのですが、今回はそのまま炒めてます。
フライパンに油をひき、ニンニクと生姜のスライスをを入れ香り付け、肉を入れてある程度火が通ったら火の通りにくい野菜から順々に入れて炒めていきます。
酒、鶏がらスープ、砂糖、白胡椒、濃口しょうゆ、オイスターソースなどで味を調節し、最後は水溶き片栗粉で餡にして、風味づけに胡麻油。
あったか白飯にかけて完成です。
焼きそば
賄いの焼きそばです。
ひなたママのお手製焼きそばです。
なんでもひなたママの実家の近くに、以前あった駄菓子屋さんの焼きそばを再現したということです。
昔は近所には、鉄板が置いてある駄菓子屋産が存在したものです。
駄菓子と共に、台のゲーム(当時はインベーダーやブロック崩し、パックマンなどなど)が置いてあり、その脇で鉄板が置いてありました。
そこで焼きそばや目玉焼きが(子供たちの小遣いで食べられるような安価な価格で)提供されるといった、、、。
今ではすっかりと、そういったノスタルジックな懐かしさ感じさせる駄菓子屋さん自体、影を潜める形で衰退していってしまいました。寂しい限りですが、これも時代の流れなのでしょうね。
この焼きそば、シンプルに具は豚肉とキャベツと天かすのみ。味付けはトリイのウスターソースで薄味に仕上げてます。
シンプルですが、どこか懐かしさを感じさせるじんわりと美味しい味わいです。