ホオズキ
【鬼灯(ホオズキ)】
橙色の鮮やかでキレイな提灯のような袋が特徴的なホオズキ。
持ちも良くとても色鮮やかで綺麗です。
この時期の観賞用の草木植物として馴染み深いですね。
7月上旬には各地でホオズキ祭りやホオズキ市が行われます。
特に有名なのが、東京・浅草は浅草寺のほおずき市です。
お盆では、ガクに包まれたホオズキの果実を死者の霊を導く《提灯》に見立て、枝付きで精霊棚(盆棚)に飾ります。
ほおずきに「鬼灯」の字を当てるのは、盆に先祖が帰ってくるとき目印となる提灯の代わりとして飾られたことに由来するということです。
さらに、お盆以外に鬼灯を飾っても、縁起物としての意味があるようです。
玄関や出入り口に飾ることで、魔除けの役割を果たしてくれ「家を守ってくれる」という意味が込められているそうなので、縁起物として飾ってみるのも良いようです。