2026年7月

夏のヤマト


【やまとしずく】・・(秋田、やまとしずく、純米酒 夏のヤマト)

秋田県大仙市、《秋田清酒》さん。
「米作りから酒造り」をテーマに地元の米・水に拘ったブランドが、こちらの“やまとしずく〟

今回は”美山錦、70%精米火入れ。

シャープな酸と旨み、味わいの後半に感じられるキレある喉越し。淡麗で爽やかな飲み口、清涼感に満ちたクールな夏酒。

全国ニュースにて


先日の仕入れの帰りの車の中で見たNHKの朝の全国ニュースです。

陽射しが入って少し見にくくなってますが、右上の見出しが、、

【居酒屋倒産過去最多 
  苦境に立つ個人経営店】
   《売り上げ伸びても赤字に》

の文字が並んでます。 
ひなたはそこまでまだ緊迫した切羽詰まった状況ではないにしろ、同じように様々なコストの上昇は身に染みて感じておりますので、こうした切迫した状況になるお店の置かれてる現実は痛いほど理解できます。

飲食店は、二大経費といって大きくは材料費と人件費がかかってきます。それ以外に家賃、駐車場代、水光熱費、消耗品費、リース料、通信費、車両関係費、様々な雑費、その他諸々、、、。

特にここ数年の原材料費の高騰、人件費であるスタッフさんの最低賃金の上昇、電気代高騰、消耗品費の高値推移、ガソリン代の高騰による車両関係費などなど、利益圧迫の大きな原因となってます。

そして追い討ちをかけるように、イラン情勢による様々なモノの更なる値上げ、利上げによる新たにリースが始まるリース料の上昇など、歯止めが掛かる要素が一向に見当たらない状況が続いております。

よってニュースでの見出しのような《売り上げが伸びても赤字に》といった現象は、家賃の占める割合が大きい都心店舗や、お客さんの為にと頑なに値上げをしないお店などが、そういった状況に陥ることは容易に想像がつきます。
この放送でも、値上げせずに頑張ってきた店舗が二店ほど紹介されてました。その二店とも常連のお客さんに惜しまれながら、今月いっぱいでの閉店を決めたそうです。

とはいえ、ネガティブな事ばかり言っていてもキリがありません。
ひなたも、なるべく適正価格といいますか、状況に応じた価格の設定を図り、やっていくつもりではあります。
そのあたり、御理解頂けるとありがたく思います。

そして、日常的な“食べる喜び、呑む楽しさ〟を感じてもらえるよう、お客さんの支払う価格よりひなたでの飲食体験の価値が上回るように、日々頑張っていきたいと思います。

どうぞ宜しくお願いします。





  

冷やし中華


こう暑い日が続きますと、食欲が減退します。かといって食べないわけにもいかず。

ただ白米だとおかずも作らなきゃいけないし、少し重たい、、。

なんて時には、やはりスルスルっと入っていき、それ単独でメインになり、暑い日でも軽く食べられる麺類は重宝します。

今日は“冷やし中華〟酸味の効いたタレで、この時期は食欲を増進させてくれます。

ひなたでは、冷やし麺でいうと、
《稲庭うどん 冷やし梅おろし》がございます。この時期の〆に是非。

鳴き声


けたたましいセミの鳴き声が、朝から響き渡る季節になってきました。

暑さを増幅させる感じすらします。

浜松市の予想最高気温は39度。

夏ですね。

白麹で、


【滝自慢】・・(三重、たきじまん、純米酒 白麹)

三重県名張市、《滝自慢酒造》さん。
名水百選の赤目四十八滝の伏流水で仕込む。「百人が一杯呑むより,一人が百杯呑みたくなる酒」目指す。

こちらは白麹を使用した純米酒。
軽やかな口当たり、ほのかに甘味帯びた爽やかな酸味。

山田錦70%精米と低精白も Alc15度でスイスイ呑める夏向けの味わい。

揚げ物との相性良い。

2016年、今から10年前に開催された伊勢志摩サミット。その際のディナー食中酒、ランチの乾杯酒として採用された銘柄が、こちらの“滝自慢〟です。

そういった三重県を代表するブランドの滝自慢、今回は白麹を使用した少し変わり種のスペック純米酒です。是非お試しください。


【鱧】です。
画像では写ってないですが、口を開くと上下に鋭い歯を持ち合わせてます。
名前の語源は鋭い歯をもち、生きているときには人に向かってくることから「はむ(食む)」「はむ(咬む)」「歯魚(はも)」
などからきているそうです。

総じて、関西以西でよく出回り食されてきた背景があるように思われます。当然、産地が西日本に多いというのも起因していますが。
京都では7月の祇園祭には欠かせない食材となってます。「梅雨の水を浴びた鱧は旨い」などとも云われ7月中旬のこの時期は最盛期となります。

ひなたでは、骨切りして湯引きして氷水に落としたものを、梅肉でお召し上がりいただく“鱧湯引き(鱧落とし)〟や“鱧の天ぷら〟にてご提供しております。
夏の風味あふれる一品を是非ご賞味ください。

新さつまいも


新さつまいもが出てきました。

コレが出てくると毎年この時期にする仕事です。
“新さつまいものレモン煮〟
クチナシの実で鮮やかな黄色に色を入れ、ねっとりとした質感に、甘味と酸味を加えて、じっくりと炊き上げます。夏らしい爽やかなひと品。

主に、お通し・前菜。コース料理の焼物のあしらいなどに使用してます。

氷温熟成


【益荒男】・・(石川、ますらお、純米吟醸
氷温熟成 生貯)

石川県加賀市の老舗蔵《鹿野酒造》 さん。山廃仕込みや熟成酒に定評。

こちらは”農口尚彦〟杜氏の一番弟子 “木谷太津男〟杜氏の手掛けた速醸の夏酒。

五百万石55%精米。心地良い吟醸香、マイルドな口当たり。程良い旨味広がりフィニッ
シュの爽やかなキレへ。軽快な仕上がりの純吟夏酒。

刺身、塩焼き、天ぷら等、素材生かした和食と。

益荒男というと、自分の名では《山廃》のイメージが強く、過去仕入れたこの銘柄はほぼ山廃のスペックが多いかと思います。
熟成により、ある程度しっかりとした酒質ではありますが、速醸造りということで、暑い夏にピッタリの、ラベルの爽やかさ同様に比較的飲みやすい仕上がりになっています。

令和誉富士


【喜平】・・(静岡、きへい、純米吟醸 誉富士 夏の生酒)

静岡県静岡市 《平喜酒造》さん。平成24年より純米蔵として復活。伝統技術・近代設備による品質管理、安倍川の伏流水で仕込む。

こちらは静岡の酒造好適米”令和誉富士〟55%精米の生酒。

ほのかな甘い香り、優しい甘みと米の旨み、程良い酸、フレッシュでバランスのとれたやや辛口の爽やかな味わい。
夏の食材と合わせたいこの時期の限定酒。

7月



7月が始まりました。

早くも2026年も折り返し地点に来たというわけてす。先日紹介した夏詣酒のくだりではないですが、今年前半の半年の無事に感謝して、後半の残り半年の平穏を祈願して、何事もなく変わらぬ毎日を過ごしていきたいですね。

さて、巷では《夏のボーナス過去最高水準》だとか《東証平均株価70,000円超え》だとか景気の良い話が飛び交っていますが、あくまでも大手の一流企業や、株価を牽引している一部の業界の話であって、なかなか一般の我々の生活にまでそれほど高い景況感は感じられません。

イラン情勢も相変わらず不安定な状況。停戦に合意かと思いきや、また攻撃を再開したり、ちょこまかとイスラエルも掻き回したり。
そんなこんなで、変わらず原油価格及びそれに派生する様々なモノの価格も不安定かつ高値が続いてます。それも高い景況感を抑制している原因でもありますね。

そうはいっても今月はボーナス月。
少なからず動きは出てくるものと思われます。
皆さんもお世話になってる方へのお中元・夏服の購入・ボーナス見越してのリフォームや家電の買い替え・お盆期間の旅行や帰省の計画や手配などなど。そのついでに外食も良いですね。経済を回していきましょう。

今週末はここらあたりの先陣を切って弁天島の花火大会。毎週末何処らかしこで花火大会が開催されます。海水浴場やプールも解禁になってきます。子供達も下旬には夏休みに入ってきます。


日本は残念ながら敗退してしまったサッカーW杯。ベスト16が出揃いはじめて、いよいよ佳境に入りつつあります。スーパースターのスーパープレイを楽しみつつ、各国に意地とプライドの戦いの行末を見守っていきたいですね。
夏の甲子園の予選なんかも始まります。様々な競技の中体連の大会,インターハイなども行われます。“最後の夏〟を迎える選手たちもいる事でしょう。悔いなき夏にしてもらいたいものです。


さて7月の食材は、、、
魚介類では、やはり青背の魚である真鯵(アジ)や真鰯(イワシ)などが主流となっていきます。
あとは鱧(ハモ)や穴子(アナゴ)や鰻(ウナギ)などなどの長物。そして鮎(アユ)、蛸(タコ)、鱚(キス)、辺り、ほかサザエやホヤなどですね。

野菜類は、枝豆、万願寺とうがらし、オクラ、ズッキーニ,茄子,ゴーヤー、まだまだとうもろこしも。新生姜や大葉、茗荷などの薬味系も良いですね。食欲の落ちる夏場、体を冷やす野菜やさっぱりとした味付けの合う野菜が増えてきます。

日本酒も変わらず夏酒。ラベルデザインが実に夏らしい。涼しげな夏の情景や金魚やカブトムシなど夏の風物詩を模ったものが見受けられ、なんとも楽しいです。ブルーや透明のボトルが多いのも特徴的です。blogやInstagramでチェックしてみてくださいね。

それでは今月もよろしくお願いします。
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