2025年9月

小さい秋

9月も下旬に入ってきました。
先週末くらいから、最高気温も30℃を割込み、だいぶ凌ぎやすくなっています。朝晩は少し肌寒い日すらありますね。段々と秋に近づいているのが感じられる今日この頃です。

昔から「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったもので、まさにその通りの様相を呈しています。

更に、このお彼岸時期が分かってるかのように咲く花があります。(あたかも体内にカレンダーを内蔵してるかのように。)

そう《ヒガンバナ》です。

本当に、この時期に花を付けるこの不思議さ。よくぞ彼岸花と付けたものです。


銀杏の木も、その身を落とし始めてます。
イチョウの葉も色付き始めています。
銀杏の木の下にいくと

こういった感じ。
身を踏んだ跡なんかは、独特の匂いが辺りを支配しています。



こちらは「まんさく」の葉。

黄色に彩りを変えています。
秋の深まりとともに、もう少し紅葉していくかと思います。

そこらかしこに《小さい秋》が感じられるようになってきました。

吉野川の伏流水


【芳水】(徳島、ほうすい、純米 冷卸 備前雄町)入荷してます。

徳島県三好市に蔵。清流“吉野川(芳乃川).の水で「芳水」この清らかな伏流水を使用して醸す。

こちらは高品質の備前雄町を60%精米したひやおろし。

ほのかに穀物の甘い香り、含むと雄町らしい豊かな旨みと深み。後半への酸味とキレで全体を引き締めます。熟成による丸みと落ち着き。

秋の旬の味覚や、旨味のある料理(きのこ、根菜、秋刀魚など)と相性。濃い目の味の煮物や味噌系、魚の照り焼きなどにも負けない存在感。燗でも楽しめます。

奥能登最古


【宗玄】(石川、そうげん、純米 八反錦ひやおろし)入荷です。
石川県珠洲市「奥能登最古の蔵」で創業250年の老舗蔵。”能登社氏、発祥の地。


こちらは、広島の八反錦55%精米のひやおろし。

香り果実や和菓子、麹由来のほんのりと甘い香り。
口当たり柔らか。含むと、ふくよかでまろやかな旨み広がる。適度な酸味とのバランス、そしてキレ良し。

和食全般、特に魚介料理と相性。ぬる燗で旨み開き格別。

キントキダイ


【キントキダイ】
金時鯛。〝金時〟という言葉は「赤」と同じ意味合いを持ちます。これは坂田金時をモデルにした歌舞伎『怪童丸』が赤い衣装を身につけていたためとされてます。その正に赤い色を身に纏ったような鮮やかな赤い魚です。

ぱっと見、赤い魚の代表的な魚である金目鯛に似ているようですが、金目鯛に比べると、やや平たい体型で、鱗が金目鯛に比べて細かく硬いです。

主に西日本の定置網で上がるものが多いようです。本日のものは長崎産の2キロ UPサイズのもの。
まとまった漁獲量が無いため、あまり流通しない魚です。そういった意味では珍しい魚といえます。

身質は、透明感のある白身で、それなりの脂をもった旨みのある美味しい魚です。

ひなたでは主にお刺身でご提供。兜は塩焼き・煮付けなどにしてお出ししてます。

ぜひご賞味ください。

福島の成長株


【天明】(福島、てんめい、純米吟醸 黒、槽しぼり熱酒急冷火入れ)

福島県会津坂下町の〝曙酒造〟さんの代表銘柄《天明》

超低温管理体制を導入した酒造りを実施し、品質向上に取り組み、ここ数年で生産量倍増と成長。

こちらは2019年に黒ラベルとして定番化した純米吟醸。
会津産の山田錦50%精米。
上品な香り、含むと甘さ際立ちつつ、シャープでキレイな酸が引き締める。全体像としてはクリアで透明感ある酒質。食中酒として完成度高いと評される一本。

広島の銘酒


【剣】(広島、ほうけん、純米酒超辛口)
広島県呉市の老舗蔵。裏山の湧水・軟水の“宝剣名水,が酒造りの基本。

5代目天才杜氏“土井鉄也、氏が「自分が心から美味しいと感じる酒」追求。

こちらは蔵定番の超辛口純米。
県産<八反錦>60%精米。軟水の柔らかい口当たり。適度な酸味と伸びやかな旨みのあと、スパッとキレていく辛口の飲み口。飲み飽きしない食中酒。
燗もおすすめです。

ぎんなん


【ぎんなん】
今シーズン初入荷です。

秋を代表する食材として、欠かせないモノのひとつに挙げられるのがコレ。そう、ぎんなんです。

言わずと知れた、街路樹であるイチョウの実。火を通すと、ねっとりとした実の食感。少し苦味を帯びた独特の風味。

出荷量は、愛知県・茨城県・静岡県の順に多いようです。ちなみに、こちらは清水のモノです。そのうち、浜北の地物も出てくる事と思います。


β-カロテン、ビタミンCを含み免疫力の増強が期待でき、漢方でも重宝される栄養価の高い食材です。
ただ、食べ過ぎると稀に中毒症状を引き起こすことがあるようなのでご注意を!

ひなたでは、通常は〝ぎんなん焼き〟としてご提供しております。

OCEAN99


【寒菊OCEAN99】(千葉、かんぎく、オーシャン99 純米吟醸 橙海 Arrival)

秋酒の登場です。オレンジ色に染まった夕暮れ時の九十九里上空を、成田空港へ到着する飛行機(Arrival)をイメージしているということです。橙色のラベルが何とも秋らしさを感じさせます。

こちらは千葉県山武市にある老舗蔵、寒菊銘醸さんのお酒。地元の風土と共に酒造り。

九十九里浜に近く “OCEAN99,シリーズは、伝統と革新を融合させた人気のシリーズ。

こちらは冬から春にかけてのしぼりたて、夏の生酒、から続く最終章の秋酒。

瑞々しくやわらかな甘みとジューシーな旨味、酸味・後味のキレ良く、バランスの取れた上品な全体像。

冷酒がおすすめです。ぜひお試しください。

夏の終わりに



【奥播磨】(兵庫、山廃純米、 夏の終わりに)
兵庫県姫路市安富町に蔵。「手造りに秀でる技はなし」を家訓にする全量純米蔵。
雪彦山系伏流水(中硬水) で仕込む。

サブタイトル <夏の終わりに>とつけたこの時季のお酒。蔵伝統の山廃造り。一部白麹使用。

山廃のしっかりとした旨味と複雑味、そして酸味がグッと広がります。

白麹のさわやかな酸由来のキレ味が、残暑にうってつけ。

フレッシュさと酸味が夏らしさを感じさせつつ、旨味にも厚みがあるため、「夏酒と秋酒の中間にある酒」として高く評価。

使用米は山田錦、夢錦を55%精米。協会7号酵母使用。

是非、お試しください。

いちみ鯛


【いちみ鯛】
ここのところ入荷が増えてます。

近年、この夏の終わりを感じる(まだまだ暑い日は続きますが、、)時季になると市場に出回ってきます。

この夏から秋にかけての産卵期、身に脂が乗り、いわゆる旬を迎えます。

他の白身魚に比べて,身の質がもっちりとした印象で、脂の乗りが良く、旨みと甘みを強く感じられます。

今回は沼津で水揚げされたもの。
他に和歌山や高知のもの、太平洋側のものが多いようです。

ひなたでは主にお刺身で。魚介のカルパッチョの一種にも入ったりします。ほか、カブトを塩焼きや煮付けにもしてます。

この時季だけの味覚、是非ご賞味ください。
〒431-0103
浜松市西区雄踏一丁目12-21 1-B
電話番号 053-592-0400
営業時間
火~土 17:00~24:00 
日・祝  17:00~23:00
定休日 月曜日
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