2025年7月

仙鳳趾産の殻付きの牡蠣


北海道仙鳳趾産の牡蠣の入荷です。

真牡蠣は通常、英語でRのつかない月(すなわちMayからAugust、5月から8月)は、食べないものとされています。

ただ、北海道のこの地域は真夏でも海水温が低く、5月から8月の夏場の時期でも牡蠣の養殖が盛んだそうです。

良質のプランクトン、そして豊富な昆布などの水環境、そんな場所で育まれた牡蠣。
海のミルクと表されるほどの栄養価も高ければ、味わいもまさにミルキーな旨味に長けてます。
是非,お試しください。

7月


7月に突入です。

2025年も後半戦がスタートです。

7月というと、いよいよ〝夏〟が始まるといった印象ですね。
ただ近年の温暖化の影響からか⁈少しフライング気味に6月から真夏日を記録する日も続出してきてますが、、、。
この時期は梅雨の期間でもあり、蒸し暑さも相まって不快指数は上がっていく一方です。湿度も帯びた蒸し暑さもかなり、キツいものです。


そんな暑さもドカーンと吹き飛ばしてくれるのが花火。
この地域では1番早くに行われるのが《弁天島の花火大会》
そちらが今週末5日の土曜日の開催です。

ひなたの場所からは(もちろん屋外に出ると)弁天島と佐鳴湖の2ヶ所の花火は、少〜し遠くではありますが、小さく見えるんですよ。
暗くなった夜空を彩る花火。キレイですよね。

中旬には梅雨明け⁈
そして夏の高校野球の県予選なんかも各地域で盛んになってきます。今年はどんなドラマが待ってるのでしょう。
下旬には、学生さんは長い長い夏休みに入ってきます。お弁当からの一時的な解放からホッとしてる主婦の方々も多いかと。


さて、そんな7月。食材は完全に夏の食材へと移っていきます。

魚介類では、真鯵・真鰯を中心とした青魚が良くなってきます。鱧・穴子なんかの長物もこの時期、精がつきますね。祇園祭の鱧や土用を控えた鰻屋さんも忙しい日が続くシーズンに入っていきます。

他にも舞阪の甘鯛、浜名湖の鱚やボソなどの海老類といったところでしょうか。


野菜は、枝豆の身の入りが良くなってきます。ビールのお供に是非。
他には、茄子・ピーマン・ゴーヤー・空芯菜などなど。
ゴーヤーチャンプルーや青菜炒めなんかの炒め物の注文が多くなってきます。胡瓜・オクラ。大葉、茗荷、新生姜などの薬味を使った料理も清涼感あってサッパリとしていいですね。

日本酒は、やはり夏酒!
本当最近は、各蔵色々と趣向と工夫を凝らし夏酒として出荷しているモノが多くなってきました。夏の暑い時期に飲むことを想定して、逆算して酒質設計(低アル・ドライな仕上げ・酸度を上げるetc)
暑い時期にゴクリと飲めるalc13℃あたりの低アルコール日本酒。キリッとドライ、シャープなキレが夏に心地良い辛口酒。
爽やかで軽快感あふれる火入れしていないフレッシュさが楽しめる生酒。
逆にクーラーの効いた涼しい部屋で、加水していない原酒のまったりと濃い味わいを燗酒にして楽しむのも良いです。

また入荷情報をUPしていくので、楽しみにお待ちください。

ということで、
今月も、どうぞ宜しくお願いします。

夏詣酒


【若竹 夏詣酒】(静岡島田、わかたけ なつもうでさけ 純米吟醸原酒)

島田市にある大村酒造場さんの主力銘柄《若竹》。毎年2月の立春に蔵出しされる〝立春朝搾り〟。そちらを火入れして4ヶ月熟成させて、1年の半分が過ぎるこの時期に改めて出荷されるのが、この夏詣酒です。

6月30日に「夏越しの大祓」を近隣の大井神社にて受けた縁起モノのお酒となります。
過ぎし今年前半の無事を感謝して、来る残り半年の平穏を祈願。

ここ数年、この時期には必ず入荷している季節モノとして定着しつつあります。

爽やかで上品な香り。立春から熟成が進んで、更には火入れによって落ち着きのある
旨みから、辛口のドライな味わい。そしてキレていくシャープな口当たり。

白身や青魚なんかのお刺身や塩焼き。茄子やきゅうりなどの夏野菜料理。もともと若竹は酢の物とも相性が良いです。あと茗荷、大葉、生姜、葱などの薬味系とも。

この蒸し暑い時期に、クーラーのきいた涼しい店内で、夏の食材と合わせて楽しみたいお酒です。
〒431-0103
浜松市西区雄踏一丁目12-21 1-B
電話番号 053-592-0400
営業時間
火~土 17:00~24:00 
日・祝  17:00~23:00
定休日 月曜日
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