我々自営業にとっては、確定申告に関連する諸々の書類等はあるものの、それが済めばちょっと落ち着く時期となります。
少しだけ余裕を持って仕込みが出来るため、今月はそういった仕込みの様子をUPして紹介していきたいと思います。
今回は【牛と豚のモツ鍋】のモツの仕込みです。
ひなたのモツ鍋は、薄口醤油ベースにニンニクを効かして、昆布・鰹・鶏ガラの混合出しで提供してます。
ご来店の度に必ずご注文をいただくお客様も数組いらっしゃるという人気の鍋メニューのひとつです。
今年はキャベツの高値高騰が続いているので、お店で注文するにはコスパの良い商品かもしれないですね。
余談はさておき、、仕込み仕込み、
先ずはホルモン専用の精肉店にて、新鮮な国産の牛ホルモンと豚ホルモンを同量づつ仕入れてきます。

それを良〜く揉み洗いします。
次に、鍋に移して水を入れ火にかけます。

沸騰したら、ザルにあけてまた揉み洗いします。(いわゆる〝茹でこぼし〟という作業です。)

そしてまた鍋にうつし水を入れて火にかけます。この茹でこぼしの作業を3回繰り返します。この時点でほぼほぼホルモンの肉の臭みは取れています。言わばホルモンの臭み消しさの工程です。
続いて、鍋に移して水・酒・長葱の青い部分・潰したニンニクと生姜・ローリエ・粒のブラックペッパーを入れて、火にかけます。

コトコトと小一時間ほど茹でます。

こちらはホルモンの風味付けと柔らかくする工程となります。
そんなこんなで、モツ鍋用のモツの仕込みが行われます。
この一手間、二手間が美味しい料理を生み出すのです。