2025年

富山湾内始まりました!


【ホタルイカ】
待望のホタルイカ、今シーズン初入荷となります。

兵庫県や福井県のモノは2月中旬辺りから出回ってはいたのですが、富山湾内モノの大振りサイズのものがやっと出回ってきました。

安定した漁が見込めればシーズン開幕といきたいところですが、まだもう少し様子見ですかね。過去にも不漁の年は、常に入荷があるといった状況ではない年も有りましたので、、、。

それでも湾内ホタルイカの登場で、いよいよ春めいてきたことは事実ではあります。

春の富山湾の味覚をお楽しみください。

円熟の酒


【石鎚】(愛媛、いしづち、純米吟醸 緑ラベル槽搾り)

愛媛県西条市。石鎚山のふもと、酒造りに適した気候・風土。「食中に活きる酒造り」テーマに食中酒として定評のある蔵。

こちらはその蔵の代表格の定番酒。
麹米に兵庫県産山田錦(50%精米)、掛米に愛媛県産松山三井(60%精米)を使用。
自家培養酵母KA-1。alc16度。

穏やかでやさしい香味。滑らかな旨味のバランス良。完成度高く、すっきり心地良い後味の飲み進めやすい一本。オールマイティな食中酒です。



プレジデント社から出版されている〝食〟の雑誌《dancyu》という月刊誌があります。
昨年までは毎年年1回3月号が日本酒特集だったのですが、今年から別冊として春夏の年2回発行となり、今回vol1という栄えある第一号!

が、こちらです。なかなか興味深い見出しが表紙を飾ってます。


この中身の38pに
《円熟の酒15》〜安定の食中酒、おいしさド真ん中!
といった特集が組まれてます。
その1番目に紹介されているお酒が、今回たまたま仕入れていて今回紹介した【石鎚】の純米吟醸緑ラベルです。

幅広い世代を虜にするオールラウンドな味わい、との謳い文句。
色々な食材と合わせて、お楽しみいただけること請け合いの一本です。

メヒカリ


【目光(メヒカリ)】
舞阪港、底引網漁で水揚げされます。

すでに頭と内臓を取って水洗い済みの画像となっていますが、大きな緑色の目がキラリと光っていることからその名前が付いています。
正式には《アオメエソ》と呼びますが、この辺りではほぼメヒカリの名前で流通しています。

火を通すとほろっと柔らかく、脂の甘み旨みが感じられる美味しい魚です。

塩焼き・干物・唐揚げ、または開いて、フライや天ぷらでも美味しいです。

むじょか鯖

【むじょか鯖】
鹿児島県出水郡長島町で養殖されている鯖です。〝むじょか〟とは鹿児島弁で〝可愛い〟という意味で、我が子を可愛がる(むじょかる)ように大切に育てていること、とても新鮮でくりくりと愛らしい目の可愛らしい(むじょかしい)顔というところからきています。


鯖の場合は特に、アニサキスの心配が絶えずついて回ります。
ただ養殖モノは天然モノに比べると、寄生率が圧倒的に少ないとされています。
またむじょか鯖は、稚魚を厳選して仕入れて、オリジナルの餌を与えているため、アニサキス寄生の割合がかなり低い模様です。

今回はサッと薄く〆た〆サバ

にしてみました。
程良くじんわりととろける、まろやかな脂ノリが楽しめます。

新定番〝清海〟


【光栄菊】(佐賀、こうえいぎく、特別純米 〝清海〟 無濾過生原酒)

佐賀のこの【光栄菊】は以前からも何度か取り上げています。
(ホームページのホーム画面の🔍のマークをタップして、〝光栄菊〟と打ってもらうと、以前のblogの記事が上がってきます。参考までに)

これまでに紹介してきたスペックは、全て限定商品だとかシーズンものだとか、通年商品ではありませんでした。
これだけの品質を誇る銘柄。やはり通年販売してもらえる《定番酒》への渇望の声があったんだろうなぁ、ってことは容易に想像がつきます。それだけこの銘柄の品質の高さには目を見張るものがあります。

ということで登場したのが、光栄菊6年目にして初めての《定番酒》
その名も〝清海(S ukaiスカイ)です。
特別純米の無濾過生原酒。雄山錦60%精米、A lc14℃。


柑橘系のフレッシュな香りとデラウェアのような瑞々しく甘い香りが入り混じる。口中に広がるスマートでバランスの取れた味わい。程よい苦味と酸味とドライ感。そして心地良い余韻へ。


芸人のはなわさんの持ち歌(持ちネタ⁈)で佐賀県を自虐する歌がありますよね。
でも、佐賀県の日本酒はかなりレベルの高い銘柄が多いように思われます。もっともっと誇っても良いと思いますけどね。

こちらの【光栄菊】、全国的な人気誇る【鍋島】、安定感光る【七田】、新進気鋭【基峰鶴】、新しい価値へのチャレンジャー【東鶴】、自社田の山田錦で醸す【東一】などなど。
どの蔵も、高い品質と素晴らしい技術を活かして佳い酒を醸造しています。

3月


3月に入りました。

2月の2週に渡る大寒波から比べると、だいぶ暖かく感じられるここ数日です。
気がつけばもう明日は桃の節句、ひなまつりを迎えます。
週間天気予報では、今週始めは雨が続きます。そして明後日の火曜日には,また少し気温が下がる模様。
まぁこうしてこの時期は三寒四温、ひと雨ごとに暖かくなっていく時節ではありますね。

さて、3月の声を聞くと、だいぶ春が近づいてきた感じがします。
卒業や異動のシーズンでもあり、新たなステージへと邁進する方々もいらっしゃるかと思います。
コロナ前は、そんな方々が主役の《送別会》が、この3月には頻繁に行われてきました。忘・新年会のシーズン同様に、貸切の日も何日かあり、土曜日を中心に毎週末と賑わいを見せていたものです。
ところが、コロナ明けても送別会の需要は戻ってきてません。
チラホラとご予約は頂いてはおりますが、まだまだ空きはございます。
送別会でなくてもこの時期のお集まりの折は、どうぞ宜しくお願い申し上げます。



令和の米騒動ともいわれるほど米の価格が上がってるというニュースが、連日メディアを騒がしてます。政府も備蓄米の放出を決定しましたが、どれだけの効果が出るかは未知数です。米以外でも様々な品々が、(円安の影響もあるものもあり)毎月毎月、値が上がっています。業者さんからくる毎月の値上がり商品のリストには毎月、頭を抱えてしまいます。

アメリカではトランプ大統領が就任以来、他国への貿易に関税を引き上げているニュースが流れています。
ウクライナ問題も不透明感が増してきていて、関連する各国がどこに向かっていくのか⁈世界経済への影響,ひいては日本にも波及する経済的な影響がどれだけのものか注目です。すでにNYダウや為替の数値にも少なからずの変化が見て取れています。

国会の直接国民の生活に関係する政策(103万の壁問題、高校授業料無償化、各種減税、補助金の有無などなど)等の決定にも注目です。

いずれも景気の抑揚に大きく左右される事案ばかりですので、色々な業界含めどう影響が及んでいくのか⁈見極めていく必要がありそうです。



さて、この時期、、
食材では、筍・春の山菜(ふきのとうやタラの芽など)・アスパラガス・春キャベツ
などなどが食卓に上がってきます。

魚介類では、舞阪港では春漁が始まり、真鯛の季節になります。ほか、浅利・蛤などの貝類、後半にはシラス漁。全国的にも、下旬にかけてホタルイカ、桜海老などが出てきます。

日本酒も、先日紹介したようなこの時期のうすにごりや、おりがらみ。そして各蔵、クリアで軽快なタイプの春酒を投入してきます。ラベルも春らしいモノが出てくるので、また当ブログにてご案内・ご紹介して参ります。

それでは少し長くなりました。お付き合い頂きありがとうございます。
そして,今月もどうぞ宜しくお願いします。

【醸し人九平次】うすにごり入荷です!




【醸し人九平次】(かもしびとくへいじ)の《うすにごり》が入荷しました!

九平次の唯一の生酒で、この時期だけの限定酒となります。
高品質の酒米、黒田庄産の山田錦を使用。
五味調和、最高のバランスに醸された、毎年人気のお酒です。

是非、お楽しみください!

《和食展》

先日のお休みは、豊田市の博物館で開催されている《和食展》へ行ってきました。

美術館や博物館などで行われる展示会はほぼ月曜日は休館日。
ひなたの定休日と被るために、こうした開館している祝日の月曜日にしか行くことが出来ません。今回の開催も1月18日から4月6日までの開催期間中、月曜開催はこの日だけ。その期間中唯一の開催日の日に出掛けました。

浜松から東名高速を走らせて1時間余りで豊田IC、高速を降りてから10分ほどで博物館に到着です。

2024年4月に出来上がったばかりの豊田市博物館。国際的な建築家である坂茂氏のデザインだそうです。
明るく開放的な空間が広がり、まだ一年も経っていないということもあり、新しくキレイでオシャレな建物です。

中に入ると、

《和食展》の立て看板。入場料は現金以外でも電子決済(各種クレジットカードやコード決済)が利用できます。


あまり写真は撮ってはいないのですが

このように食品サンプルを使って様々な食材(魚介類・野菜・発酵食品など)に関するあらゆる方面(品種・根源・歴史・特色・産地等々)からの紹介がされてます。

こちらは和食に関して使用する道具について、サンプルを用いて解説されてます。



他にも古代から現代に至るまでの食文化を、時代背景と共に流れを追いながら紹介されてます。


画像は上は、江戸の食文化を浮世絵とともに解説されています。下は時代考証と外食の起源についての説明もなされてます。


こちらは全国各地のお雑煮文化についての分布図です。

こういった食の比較文化論的なものなど、色々と興味深い内容のテーマが、数多く展示されてます。

じっくりと回って、だいたい1時間半から2時間くらいでひと通り回れる感じです。

入場料は一般1,900円、大学生・高校生1,400円、中学生以下無料。

冒頭でも述べたように、4月6日(日)までの開催。月曜日定休。
時間は10:00から17:30(最終入場17:00まで)となっております。

ご興味のある方は、少〜しだけ距離がありますが、ぜひぜひご鑑賞なさってみてください。


ちなみに、、、

こちらが隣接されての建築物、【豊田市美術館】です。これまたオシャレな建物です。
建物を見るだけでも一見の価値ありです。


あと、せっかく豊田市まで来たのだからと,ついでに、、、

IKEA長久手までは下道で30分弱でいっちゃいますよ!

トマトソースの仕込み

先日の【トマトソース】の仕込み。

材料は玉葱、人参、セロリ、ニンニク、をそれぞれフードプロセッサーにかけて、みじん切りにします。



鍋にオリーブ油とみじん切りにした野菜、そしてローリエを入れて炒めます。焦がさないように弱火でじっくりと火を入れていきます。20分ほど炒めて野菜の色が少し変わってきて油に程よく香りがついてきます。

そうしたら、ホールトマト缶を開けて、ヘタを取り除いたトマトを汁と共に鍋に投入していきます。(スーパーなどの紙パックのカットトマトとかでも充分です。)

しばらく煮込んだら、火を止めてふたたびフードプロセッサーにかけてソースを滑らかに仕上げます。

鍋に戻して、トマトペーストとフレッシュバジル(無いときは乾燥バジル)、乾燥オレガノ、を入れて更に煮込み、塩、コショーで味を整えます。



キレイな真っ赤なトマトソースが完成。
他の仕込みと同時進行だったため、途中画像撮るの忘れました(-_-;)


トマトソースは冷凍も効きますので、ある程度大量に作って、ジプロックなどに小分けにして冷凍しておくのも良いかと思います。

パスタのトマトソースはもちろんのこと、ピッツァのベース、グラタン・ドリアのベースに、チーズ焼きのソース。他にも洋風の煮込み料理、オムライスやオムレツ、前菜やオードブルのソース、フライやカツのソースに、と様々な料理に使えて汎用性の高いソースとして重宝します。

サヨリ



【サヨリ】
本日入荷したモノです。ここのところ入荷があります。

漢字では《細魚》とか《針魚》と表記されます。
まさに画像から見て取れるように細い魚、針のような細長い魚という意で、その形状から漢字が当てられています。

旬は秋冬から春とされています。
また春告魚とも呼ばれることから、この時期のサヨリはまさに春を告げる旬の魚という役割りを担っています。

白身の繊細かつ上品な身質で、適度な旨味と独特の風味を持ち合わせています。とても美味な魚です。

やはりお刺身がオススメです。
〒431-0103
浜松市西区雄踏一丁目12-21 1-B
電話番号 053-592-0400
営業時間
火~土 17:00~24:00 
日・祝  17:00~23:00
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