空芯菜
【空芯菜】茎の部分が空洞になっているから、芯が空洞で空芯菜。
標準和名はヨウサイというそうです。
βカロテンが豊富な緑黄色野菜で、旬はやはり夏。
台湾料理の青菜炒めはこの空芯菜を使うのが一般的です。しかし以前は手に入りにくく、代用として小松菜を使うお店も多々見受けられました。今でこそ栽培する農家さんがここら周辺でも増え、最近ではスーパーでも手に入れることができるようになった野菜のひとつです。
炒め物にすると、茎が空洞がゆえにそのシャキシャキとした食感が楽しめます。ニンニクや塩味との相性もよいです。
旬は夏場とはいえ、そこは青い葉物野菜。やはり冷蔵保存していても傷みが早いのが難点です。ひなたでも人気の一品ではありますが、この夏も常時メニューに載っているわけではありませんでした。
今回は頂き物の空芯菜を、賄いにて。
《豚バラと空芯菜と夏野菜のスパイシー炒め》
フライパンにラード(サラダ油でも可)入れ、ニンニクとクミンシート(無くても可)で香り付け。
ニンニクが色付いてきたら豚バラを投入、色が変わったら細くカットした茄子、ピーマン、空芯菜の茎を
入れ炒めます。
少ししなっとしたら、葉の部分も入れ炒めます。
お酒を回し入れ、中華スープ、塩、胡椒、ガラムマサラとクミンパウダー(カレーパウダーでOKです)、濃口醤油、少量のオイスターソースで味を整え、水溶き片栗粉で軽く餡を付け、最後に風味付けでごま油を鍋肌から流し入れます。
夏場に食欲をそそるカレー風味のスパイシーなおかずの完成です。
お試しあれ!