2023年9月

空芯菜



【空芯菜】茎の部分が空洞になっているから、芯が空洞で空芯菜。
標準和名はヨウサイというそうです。

βカロテンが豊富な緑黄色野菜で、旬はやはり夏。

台湾料理の青菜炒めはこの空芯菜を使うのが一般的です。しかし以前は手に入りにくく、代用として小松菜を使うお店も多々見受けられました。今でこそ栽培する農家さんがここら周辺でも増え、最近ではスーパーでも手に入れることができるようになった野菜のひとつです。

炒め物にすると、茎が空洞がゆえにそのシャキシャキとした食感が楽しめます。ニンニクや塩味との相性もよいです。

旬は夏場とはいえ、そこは青い葉物野菜。やはり冷蔵保存していても傷みが早いのが難点です。ひなたでも人気の一品ではありますが、この夏も常時メニューに載っているわけではありませんでした。

今回は頂き物の空芯菜を、賄いにて。
《豚バラと空芯菜と夏野菜のスパイシー炒め》
フライパンにラード(サラダ油でも可)入れ、ニンニクとクミンシート(無くても可)で香り付け。
ニンニクが色付いてきたら豚バラを投入、色が変わったら細くカットした茄子、ピーマン、空芯菜の茎を
入れ炒めます。
少ししなっとしたら、葉の部分も入れ炒めます。
お酒を回し入れ、中華スープ、塩、胡椒、ガラムマサラとクミンパウダー(カレーパウダーでOKです)、濃口醤油、少量のオイスターソースで味を整え、水溶き片栗粉で軽く餡を付け、最後に風味付けでごま油を鍋肌から流し入れます。

夏場に食欲をそそるカレー風味のスパイシーなおかずの完成です。

お試しあれ!

ミステリという勿れ



【ミステリという勿れ】
先週のお休みは、久しぶりに映画に出掛けました。


今回は上映時間の関係でサンストリート浜北のtohoシネマ。街中と違って駐車場料金がかからないのは郊外映画館の魅力ですね。

菅田将暉主演のこの映画は、テレビドラマとしても放映されていた作品。
もちろんその時も観ていたので、映画化されると聞いて楽しみにしていました。

内容はネタバレしてしまうので、ここでは書けませんが、豪華俳優陣による演技と共に内容も見応えのある作品に仕上がってます。

ヒガンバナ



秋のお彼岸です。

この時期になると、まるでカレンダーを見ているかのように、必ず顔を覗かせる(必ず花をつける)植物があります。

【ヒガンバナ(彼岸花)】です。
別名、曼珠沙華(マンジュシャゲ)ともいいますが、地方名等別称含めると数百もの呼び名があるそうです。

俳句において「彼岸花」や「曼殊沙華」は、秋の季語とされてます。

ヒガンバナの花言葉は「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「悲しい思い出」「旅情」

花の形が燃え盛る炎のように見えるため、「家に持って帰ると火事になる」とか「曼珠沙華を採ると家が火事になる」と言われる事が有るそうです。
その理由は、有毒植物であることから、子供がヒガンバナに触るのを戒めるための言い伝えだと考えられているそうです。


あの赤く放射状に広がる細長い花弁が色鮮やかで可憐で少し控えめな感じ。

秋の季語にも使われるように、いよいよ秋の到来です。

秋酒入荷!



今回のお知らせは【秋酒】の入荷です。

静岡県のお酒2種です。
【開運(かいうん)】(静岡県掛川市、土井酒造場さん、純米ひやおろし)
【喜平(きへい)】(静岡県静岡市、平喜酒造さん、純米吟醸秋あがり)

秋の味覚と合わせてお楽しみください。

朝ラー

先日の祝日の月曜日は、下の子の卓球の試合が藤枝の県武道館でありました。

なかなか月曜日の試合は、祝日の時や夏休み中くらいしかないということで、月曜日に大会や試合がある時は毎回のように応援に出かけてます。

いつも会場に着いてから最初の試合までにけっこうな時間がある為、今回は藤枝といえば〝朝ラー〟の発祥ということで、会場近くのお店を探して行ってきました。

県武道館から車で南下すること10分弱、その看板は見えてきました。
まるみらぁ麺屋さん。

画像からも分かるように、まだ太陽の位置が低いのがなんとなくお分かりいただけるかと思います。

ちなみに、こちらのお店は8時開店です。

店内は小綺麗な感じで、女性1人でも入りやすいような感じです。朝9時くらいでしたが、他にも5組くらいは入ってました。

そしてメニューはこんな感じ。

今回は手打ちストレート麺の醤油の味玉をチョイスしました。
他にも塩、辛味噌、海老塩、どれも美味しそうです。

待つこと10分弱、来ました!

こちらが醤油の味玉。
しっかりとチャーシュー2枚と、メンマと海苔がのってます。

最近はチャーシュー麺というのが、歳のせいか重く感じられます。チャーシューなら最初の2枚くらいまでで十分かな?

あっさりとして、それでいてコク旨みを感じられる、朝からでも重くない作りです。

美味しくいただきました。

姿造り


【姿造り】
画像は真鯛です。

あらかじめのご注文により承ります。今回は天然物の真鯛。
金額は目方とその時々の仕入れ値により時価にはなりますが、お祝いの際などにいかがでしょうか⁈

他、金目鯛やヒラメ、今ならいちみ鯛やヘダイなどでも。その時々の旬のものを仕入れてお造りすることも出来ます。

お気軽にご相談ください。

ゴーヤー



【ゴーヤー】苦瓜(にがうり)とも呼びますが、正式にはツルレイシという呼称です。

《夏の食材》《沖縄料理の食材》として広く知られてますが、最近では一年中出回っていたり、本州でも広く栽培されています。
ちなみにひなたで使っているゴーヤーはほぼ地物です。

栄養価はカリウムとビタミンCが豊富で、ゴーヤーのビタミンCは加熱しても壊れにくいという特徴があるそうです。

ひなたでは、主に《ゴーヤーチャンプルー》がメニューとして並んでます。夏場の人気メニューのひとつです。
今年もよく出ました。そろそろ秋の声が聞こえて、メニューから外れていくこととなります。

ゴーヤー自体は、賄いでも今夏は活躍しました。
画像のゴーヤーのお浸し。
簡単に出来ます。笑

ゴーヤーは縦半分にカットし、スプーンなどで中のワタと種を取り除き、薄くスライスします。(苦味が苦手な方は塩で少し揉みます。)
お湯を沸かし、歯応えが残るくらいに30〜40秒ほど茹でて氷水にさらします。あとは水分を良く拭き取って、塩昆布と胡麻、ポン酢とおかかを合わせていただきます。 

食欲のない夏場、夏バテ防止にぴったりの簡単即席メニューの紹介でした。

【新秋刀魚】入荷!





9月も中旬に入りました。「暑さ寒さも彼岸まで」というお彼岸も来週迎えます。食材も少しずつですが秋の食材が増えつつあります。

さて、今回のお知らせは【新秋刀魚(新さんま)】の入荷です。
今朝のニュースでもやってましたが、秋刀魚は今年も不漁。
原因のひとつに、餌となるプランクトンが何らかの要因で海水温の低い海域に移り、それを追って秋刀魚も移行。しかし秋刀魚の成長・生育に適した海水温ではない為、生き残れなかったり生育不良で小ぶりだったりだということで、それが秋刀魚の不漁につながる原因のひとつになっているとの事です。

ともあれそれでも今の時点で、市場に入ってきている秋刀魚の中でも1番大ぶりのサイズを入荷してます。ひなたでは今シーズン初入荷です。

お刺身、塩焼き、炙りポン酢、天ぷら等々、お好みで秋の味覚をお楽しみください!

ご来店お待ちしてます。

台風

8月もお盆時期周辺に乱立した台風。またまた近づいています。


今回は台風13号です。いつの間にやら進路が西側に逸れて、静岡県を直撃する進路となってます。

今夜半にかけて上陸の見込みだそうです。


雨の予報に関しては、この辺りは思ったほどでもなさそうですが、やはり警戒は必要です。


浜松でいえば、5年前の2018年。大雨と暴風で、広域かつ数日間にわたる停電の被害をもたらした台風24号の猛威が思い起こされます。
ひなたも日曜日の夜23時近くから停電し、自分たちは帰宅する事が出来ず、結局電気が復旧したのが火曜日の夜20時ごろだったという苦い記憶があります。

どの地域も、被害が最小限に済むよう願いたいものです。

ひなたは、本日も通常通り営業はいたします。場合によっては、早仕舞いするかもしれませんので、遅い時間帯のご予定の方は、お問い合わせ下さい。

いちみ鯛


【いちみ鯛】
正式にはメイチダイ(目一鯛)といいます。浜松の市場では〝いちみ鯛〟という名称で取引されてます。

夏から秋にかけて味が良くなるとされているフエフキダイ科の魚で、このくらいの時期になると当ブログにて何度か登場しているかと思います。

画像からもお分かりいただけるかと思いますが、頭部から口元へ褐色の一筋の帯模様が目を貫いているように見えることから、「目に一筋の鯛」から目一鯛(メイチダイ)というようです。

幻の鯛とも呼ばれていて、非常に漁獲量が少ない高級白身とされています。

ここのところ安定的に、高知産(先月行ってきたため高知というと少しだけ親近感が湧いてます笑)のものが入荷をしてます。
生食で頂くには、この時期が1番味が良いということです。確かに上品な白身魚の繊細な旨みに脂感がプラスされて、非常に美味です。

おすすめメニューにございましたから是非ご賞味ください。
〒431-0103
浜松市西区雄踏一丁目12-21 1-B
電話番号 053-592-0400
営業時間
火~土 17:00~24:00 
日・祝  17:00~23:00
定休日 月曜日
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