【回鍋肉(ホイコーロ)】
本日の賄い。
〝豚バラとキャベツの味噌炒め〟
です。
本場、中国四川では、皮付き豚バラを茹でもしくは蒸したものを薄切りにして、野菜は葉ニンニクを使い、唐辛子や豆板醤を多く使った辛みの強い料理だそうです。
日本に入ってきてから、野菜は入手し易いキャベツ、豚肉も手っ取り早く生の薄切り、味付けも甜麺醤を多く使用した甘辛さの強い味噌炒めに変化していった模様です。
日本に入ってきてから、独自の調理法や日本の食材に変化を遂げて確立している海外の料理は多々あります。気候や風土、手に入る食材、嗜好など様々な理由はあるにせよ、それはそれで新しい独自の料理として発達発展し、確立されていて受け入れられている事は、それはそれで素晴らしいことだと思います。
難しいことはさておき、豚の旨みと脂とシャキッととしたキャベツに絡んだ甜麺醤と豆板醤の甘辛い味噌味と相まって、白いごはんが進むオカズです。